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2005年8月15日 (月)

【森先生のひと言no.16】「やる気」・・・③

          「興味づける」

では、どうやって好きにさせたり、興味づけるかです。
 一つめは、そのものの本質や楽しさを理解・体感してもらうこと
 二つめは、そのものを疑わせること
 です。
 当然のごとく、そのもの自体が面白くないと、興味を持ちません。
 伝える側はそのものの面白さを知っていますが、」「これは楽しいから、やれ!」と押しつけるような行為は、逆に興味を失う原因にもなってしまいます。
 私たちはそのものの特性を伝え、その楽しさをイメージさせることがまず一番だと考えます。
 「想像させることです。」
   楽しそうに活動している自分をイメージさせることにより、興味づけするのです。

 次に「疑わさせる」です。
 私たちは「うそ!」「ほんと!」と思うことに関心を持ちます。
 手品などはその最たるものです。
 子供達が信じていたこと、こうに違いないと思っていたことが、「実は違ったんだ」もしくは「ほかにも方法があったんだ」と思わせるような衝撃を与えることが大事です。
 そのことを「概念くだき」と言います。

 そのことをきっかけに「考える力」をつけさせるのです。
 「考える力」があると「好奇心」に深みがでて長続きします。これは集中力のある姿です。考える力の備わらない「好奇心」は興味本位で終ってしまいます。
しかし、気をつけなければならないのは、ただ単に「考えろ」と命令口調で怒鳴っても上手くいかないし、反発を呼びます。
 「考えようとする力」をつけさせるには、まず第1段階として「選ぶ」という単純な思考経験からスタートさせた方ががいいでしょう。思考回路を形成することから始めるのです。 
 「考える」楽しさを身につけた子供達は次から次へと新しい感動を求めて、旅立っていきます。決して大人が連れて行くものではないということです。

 人間やる気が無くても行動はできます。大事なのは外発的な要因が加わればできるのであれば、なぜ、スタートした時点で全開にしない自分がいるのかを考えさせる必要があります。
 よくあるのが、「最後の大会だからがんばる」「負けているからがんばる」等です。
 条件が整わなければ、やらない自分を作らないようにしなければなりません。
 「いつでもどこでも自分らしく行動できる自分であってほしいです」
 以上のように「外発的動機付け」と「内発的動機付け」の事を説明いたしましたが、内発的と外発的、どちらがよくてどちらがよくないか、という問題ではありません。
 ただし、1つだけ押さえておいていただきたいポイントは、 外発的な動機付けは、報酬などの刺激がなくなった途端にやる気が失せるのに対し、内発的動機付けの場合は、動機付けまでの時間はかかるが、やる気が持続します。
 「内発的動機付けが弱いと、やる気を長時間持続させるのは難しい」ということです。
 外発的・内発的な動機付けのバランスをとることだと思います。
理想的には、「楽しい」「ためになる」という正の要素がある気持ちと、頑張らないと何か自分に不利益があるなどの負の要素があるという気持ち、この2つの気持をバランスよく持つことです。

8月 15, 2005 先生の一言 |

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